【初心者にもやさしく解説!】GarageBandでDTMをやってみよう!

音楽

【初心者にもやさしく解説!】GarageBandでDTMをやってみよう!

みなさん、こんにちは!

音楽をやっていると、誰しもが一度は自分で作曲してみたい!という気持ちになります。

また、良いメロディは思いついたけど、全体まで完成させられないということもあります。

上述したように、作曲をやってみたいけど、どのように取り組むべきか壁にあたることはよくあります。

皆さんの気持ちがよくわかります。

私は学生時代、なんとかギターでコード&スマホアプリのキーボードで作曲して、バンドで無理やり合わせてみた経験があります。

それも形にはなるので作曲ですが、デモを個人で作って、演奏で自分のパートを練習しやすくしているバンドグループも身近にいました。

その再に使用されていたのが、「GarageBand」です。

それを見ていると、「GarageBand」を使用することに憧れつつもなかなか踏み込めない自分がいました。

社会人になっても音楽は継続しており、休暇中にGarageBandでの作曲を勉強したところ、楽曲作成ができるようになりました!

多くの音楽家が、「GarageBand」を利用しています。

なぜ、多くの音楽家が利用しているかというと、身近なスマートフォンやPCで使用可能だからです。

また、基本的には課金の必要もありません。

楽曲・デモが作れる「GarageBand」って何?

という方もいると思いますので、実際の曲作りも含めて解説をしていきます!

GarageBandとは

GarageBandとは、iPhone・iPad・macユーザーであれば、使用可能な、appleが開発した無料のアプリケーションです。

はじめに伝えておくと、楽曲作成していくうちにかなり容量が必要になってきますので、そのあたりはご容赦ください。

クラウドで保管できるようにしておきましょう。

↓公式HPから容量をご確認ください↓

MacでiCloudストレージを管理する – Apple サポート (日本)

Mac に搭載されている macOS を調べる – Apple サポート (日本)

GarageBandによる楽曲作成

それでは、早速ですがどのようにしてGarageBandで楽曲作成するかを解説します!

1.まずは、アプリをインストール

先に述べた注意事項の通り、GarageBandの容量は、非常に大きいです。

空き容量の確認をしてからインストールしましょう。

インストールできても、作成ができる容量がない場合もあるので、気をつけてくださいね。

↓インストールはこちらから↓

iOSのためのGarageBand
iOSのためのGarageBandには、あなたのiPad、iPhone、iPod touchで驚くような音楽を演奏、録音、共有するために必要なものがすべてそろっています。新たにSound Libraryも活用できるようになりました。

※app内課金ありの、基本無料です。

2.打ち込み開始

打ち込みとは、PCやシーケンサーなどに前もって演奏情報を入力し、それを再生することで音を鳴らす方法のことです。

入力した後で細かい修正を加えることが可能です。

生楽器を録音する場合以外はこの方法で曲を作ります。

今回は、そこで「GarageBand」というアプリを使用します。

まずは、リズム系の楽器から打ち込んでいきます。

リズム系の楽器とはベースやドラムですね。

また、ベースとドラムでも、ドラムから打ち込んでいく方が容易です。

テンポにあわせて、ドラムパターンを入れていきます。

かなり地道な作業になっていきます。

Screenshot

Screenshot

 ←は細かい音の長さなどの修正画面です。

この時点で、自分でデモ作りは無理だ!と感じたら、DTM・デモ作成は外注すると決めましょう!

私は金欠なのと、音楽をやっていく上で、制作側のことも把握したいので自作してます。

仕組みを知っておくと歌ったり、演奏したりするレコーディングもしやすいですよ!

ドラムを入れた手順と同様に、他の楽器も打ち込んでいきます。

Screenshot

↑他パートの音は残して、一つの楽器の音を消すことも可能です。

ボタンがたくさんありますが、勉強になるので、最初は気軽にいろいろ触ってみましょう。

どのボタンを押すと、どうなるか・何ができるかの感覚がつかめてきます。

最終確認・調整

最後に全体の曲を確認し、微調整していきます。

テンポをまとめて変更もできます!

楽曲作成の手順

そもそも、打ち込む前の構成ができないという方に向けて、そのあたりの楽曲作成の手順を解説していきます。

まず、楽曲作成は2つのパターンに分かれます。

  1. 詩・フレーズ先行で思いつき、その詩にあったメロディを付ける⇒コードを当てる
  2. メロディが思いつき、コード当て⇒曲に合う歌詞を付ける

コードの当て方は、キーボードや、ピアノでメロディを弾いて、メロディ部分を含むこれだと思う和音を見つける方法が良いです。

私が学生時代のときは、1のやり方でした。

歌詞先行型で、ギターで大体のコードとメロをバンドメンバーに持っていって、こんなリズムで、そうそう!そんな感じ!というものです。

社会人になり、身近にバンドメンバーがいなくなるとぼっちです。

ぼっちは楽器を使って合わせられないのです!(笑)

そうなると、必然的に打ち込みやってみようかってなりますよね(笑)

作詞で大切なこと

作詞する上で大切なことを説明していきます。

人それぞれが持つ五感が大切です。

日ごろから、景色を見てどう思うか、何を感じるか等、五感を養っておくと作詞に役立ちます。

1.テーマを決める/恋愛系・青春系・友情系、etc

まずは、大きなテーマを決めましょう!

例えば、恋愛系の歌とします。

さらに派生して、

たとえば、恋愛系>片思い>高校2年生女子の先輩への片思い等

肉付けしていきます。

2.共感を生む

次は、共感を生むような歌詞を考えることが大切です

より具体的な設定の方が、共感を生みます。

たとえば、カフェの40代マスターが、決まった時間によく来る上品な女性を好きになった歌など

3.登場人物

歌詞に登場事物の設定はかかせません。

なぜなら、聴く人の共感を得るためです。

1や2の派生例のように、その歌詞の特徴的な登場人物を設定します。

もちろん自分の若い頃とかでも構いません!

さらには、自分と同じ感性を持たせ、性別を逆転させてみるといったものも、ユーモアがあります。

4.書き順

最終的には、Aメロ⇒Bメロ⇒サビ⇒Cメロ⇒サビになっていきます。

上記は1例で、サビから始まるものもあります。

作詞する上では、作りやすいところからで問題ありません。

  1. サビは感情で、伝えたいことがまとまったもの
  2. Aメロはサビに至るまでのきっかけ
  3. Cメロは情景や背景
  4. BメロはAメロで書ききれなかったこと、過去のことや未来の仮定

1~4で作成すると作りやすいです。

身近な好きな曲の構成を研究してみましょう!

作曲方法

それでは、ここからは作曲の方法を伝授します。

大まかに楽曲作成は、歌詞⇒曲か、曲⇒歌詞の2パターンとお伝えしました。

作曲も以下の2つのパターンに別れます。

1.メロディ⇒コード

2.コード⇒メロディ

1.メロディ⇒コード

1の場合は、たとえば鼻歌でもいいので何か良い感じのメロディが思いついたとします。

そのメロディに合うコードを当てていきます。コードは大体4つで作っていきます。

また、大きく分けて、コードはメジャー、マイナーのどちらかです。

メジャーコード

メジャーコードは一言で明るい曲調のものです。

たとえば、チェリー/スピッツ、恋/星野源、キラキラ星/童謡があります。

マイナーコード

マイナーコードはメジャーコードと真逆で、暗い・寂しいといった曲調です。

たとえば、サウタージ/ポルノグラフィティや、lemon/米津玄師が有名です。

明るい⇔暗いのどちらかなので、結構分かりやすいですよね!

自分が作る曲のイメージがどちらになるかで決まります。

4つに分けるコード

メジャー、マイナーが決まったら具体的にメロディからコードを4つとっていきます。

メロディをキーボードやピアノで弾いてみて、その音を含む和音をコードにします。

例えば、Cメジャーコードの場合、ド・ミ・ソで構成されています。

ド・ミ・ソがメロディラインにあり、明るい曲調なら合いそうですよね。

極端な例ですが、こんな感じです。

より複雑なコードもあります。

コード=和音と覚えてください。

自分でこれだというものを見つけましょう!

一つ決まれば、コード進行というものがあるので基本的にはそれに当てはめればOKです。

私自身コードについて記事を書いておりますので、

もしよろしければ読んでみてください。

また、コード進行とネット検索すれば、たくさん情報が出てきます。

その際は、音楽家が解説している情報で、確認しましょう。

2.コード⇒メロディ

コードからメロディを取って、作曲する方法です。

たとえば、Cコードからだと、構成音のドミソを含む自然なメロディを作っていきます。

このパターンは、1の逆です。

コード=和音からメロディを作っていきます。

これだけは覚えておきたい~音楽用語~

楽曲作成していく上で、覚えておきたい用語を表にまとめました。

挙げていくとキリがないので、重要なワードをピックアップしてます。 

音名 よく見る音の読み方

イタリア名 ファ
和名
米名 C D E F G A B C
音程 相対的な音の高さを示す言葉

音と音の距離・間隔

音高(ピッチ) 絶対的な音の高さ

pitch=空気を揺らす周期

例:100Hz 100回/秒

ピッチを上げてってよく聞きますよね♪

アカペラ 伴奏なしの人の声だけ。

合唱の意味もある

コード 複数の音で成立するもの。

和音

例:ド・ミ・ソ=Cメジャーコード

ミックス 複数の音声ファイル同士を混ぜ合わせて1つの音声ファイルにすること。

音量バランス、音色を整えたり、エフェクトを付加したりした、おおよその完成形。

マスタリング 複数、または1つのミックス後の音声ファイルに音質、音量の補正をして納品ファイルにすること。
アルペジオ 和音や一連の音を個々の音に分離すること。

それぞれの音を弾くような感覚。

例:Cコードのアルペジオはドミソを同時に弾かず、単音で弾く

ミ⇒ド⇒ソ、

ド⇒ソ⇒ミ…

インスト インストウルメンタル(instrumental)の略。

歌のない、楽器だけで演奏された曲を意味する。

トーン 音量、リズム、メロディーなどの要因によって影響を受ける可能性がある、サウンドの品質、キャラクター、または態度を指す。
SE 効果音。

楽器以外の音。

環境音やシンセのエフェクト音など。

イントロ 歌モノの最初に演奏される楽器のみの部分。

イントロダクション。

アウトロ 終わりに向かう最後の部分。

エンディング。

ブレイク 曲中で、演奏が止まる部分。

ブレイクにフィルを入れる~という事もある。

※フィル:楽器でメロディの空白部分を装飾するプレイ

リバーブ 残響音。

ホールや室内空間っぽい音。

 

音楽理論を学ぶ

上記の音楽用語の他、もっと解説しようとすると音楽理論があります。

数学に公式があるように、音楽にも理論があります。

正解のパターンといったものですかね。

もちろん自由に作っていきますが、ある程度形式があるので音楽理論は知っておいて損はないし、普段聴く楽曲の見え方も変わってきます!

表現や意図を捉えやすくなったり、自分でもイメージ通りの楽曲作成ができるヒントが詰まっています。

たとえば、無関係に見えるクラシック曲の「カノン」と、JPOPの「キセキ/Green」には共通点があります。

どちらもカノン進行という曲調です。

料理でも、この味がするということは隠し味にこれが使われているな!とわかるように、

音楽理論を知っておくと、パターンや、一癖工夫ができるのです!

1か月もあれば、最低限の音楽理論・知識はつくので、やってみましょう!

かく言う私も完璧ではないので、楽典という音楽の辞典のようなものを使用して、理解が甘い部分は復習しています。

DTM初心者さんは、まずは知っている曲をそのまま打ち込んでみる

いきなり自分の曲を作るのはハードルが高いという方は、まずは、自分の好きな曲をGarageBandで作ってみましょう。

使用されている大体の楽器で問題ありません。

やってみることが、大事です!

上記のことをやっていくと、おおよそのGarageBandの使い方を網羅できます。

また、使用される機材もわかってくるので、後は自分自身のイメージの曲に合わせた楽器に替え、伴奏を作成して、キーボードや、実際にマイクで地声の吹き込み・主旋律・メロディ部分を挿入してしまえばおおよそ完成です!

その後で、ミックス⇒マスタリングしていきましょう!

 

まとめ

最後まで読んでくださりありがとうございます!

いかがでしたでしょうか。

iPhone持っているよというそこのあなた!

もう、今日から始めてみましょう!(笑)

できるところからで大丈夫です!

私は自作できたときの感動は今でも忘れられません!

自己表現を形にする手段の一つなので、完成したときの充実感が非常に高いです。

自信がつき、他者へのアプローチもできます。

楽曲作成は、最初は羞恥心がありますが、

慣れてくるとあの頃の思い出を曲にしてみようとか自分の体験を振り返って遊べますよ♪

よろしければ、今回のブログ記事を是非参考にしてください!

地道な作業も多く大変ですが、一緒に頑張りましょう!

 

 

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